今回はオフィス移転した際に色々と注意すべき点がありましたのでまとめてみました。
1.基本はオフィス移転の半年前に解約通知を出す
入居中のビルへの解約通知が六ヶ月前までになっている事が多いので半年前に提出しましょう。また、場合によっては定借契約(3年縛り等)だと契約更新のタイミングでしか移転が出来ないので要注意です。
ただ定借契約の場合、ビルオーナー交渉で系列のビルで広いオフィスに移転する場合はOKとしてくれたりしますので相談だと思います。
単純にオフィスから出たいだけだと厳しいと思います。先方にメリットがある方法を検討しましょう。
2.仲介会社へ必要な選定条件を出す
仲介業者へ選定してもらう際に以下の項目は少なくとも必要条件として出す事をおすすめいたします!- 広さ
平米 or 坪数。坪単価は@15000円のような表記で掲載してたりします。
一人辺り2.5〜3坪が理想、外資だと5坪が平均。(最小でも1.8坪位)
人数 × 理想坪数 ×坪単価で賃料が出るかと思います。
参考:東京主要5区オフィス相場 - 立地
指定駅やそこから徒歩どのくらいか等 - 築年数
少なくとも1981年6月1日以降の新耐震基準の物件にしましょう - 空調
個別空調かどうか、位置も確認できたら尚良い。
セントラル空調は時間外運転が高かったりするので注意です。
消防設備や排煙設備についても確認しておくと良いです。オフィスの内装工事の際に金額が結構変わってきます。)
→間仕切りを立てたい部分に空調が無いか。部屋を作った際に消防設備や排煙設備が中にあるかどうか - エレベーター台数
- 電気容量
契約時何アンペアあるのか?サーバ持っている会社は特に要確認ですね。また、増設時は結構お金掛かるので要確認です。 - 床
OAフロアじゃないと配線が綺麗にならないので要確認。金庫やサーバーラックある場合は重量の確認も必要です。
3.業者選定
決める必要があるのは以下ですかね- 内装業者(契約先との相談次第でB工事も対応可。B工事と言われるビルに直接影響する部分の工事は指定業者だったりします)
- 電話・ネットワーク関連業者(内装業者がまとめてやってくれる場合もあり。見積もり次第)
- 現状回復業者(こちらも指定業者がいる場合が多いですが、相談次第かと)
- 引っ越し業者(こちらも内装業者が対応可能な事はありますが、安くするなら引っ越し業者の方が安いかも)
基本的には以前書きました記事”あいみつする時の注意点 業者選定は大事ですよ"をご参考ください。
電話・ネットワーク系の業者について書きましたが内装業者等々についても同様かと思います。
内装費の目安ですが、大体坪10万円位が平均のようです。
100坪なら1000万円〜位の予算は欲しいですね。
項目2でも書きました消防設備や排煙設備を部屋の増設に伴って追加・移動するとどんどん値段が上がって行きますので要注意です。こういう所はB工事扱いなのですが、あまり価格交渉出来ない部分だったりします。
あとは什器系を一から揃えると結構行きますね。。
オフィス家具は中古とかがオススメです。
ちょっと時間が空いてしまったので他にも大事な事を思い出しましたら追記いたします!